収納壁その他の什器デザインを家具デザインに含めるならばこれまでにも多くの家具デザインを手がけてきたことにはなりますが、純粋にオリジナルの単体としての家具デザインということになればそれほど多くはありません。ただその時々の場所性ということを強く意識した家具という考え方にたつならば、椅子やテーブルをはじめ、できるだけ既製品に逃げないようにデザインしてきた小物類のいくつかは家具デザインの範疇に入るかもしれません。これまでのファイルと重複する物もありますが、そのあたりのことをまた別角度から見ていただけたらと思います。